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2010年11月

2010年11月19日 (金)

シェイクスピア最長の戯曲「ハムレット」

名古屋の「戯曲を声に出して読む会」は
4回もかけて、ようやく読み終わった。
前にも触れたが、実にいろいろな訳があって、実に面白い。

例の有名なTo be, or not to be: that is the question.は、

アリマス、アリマセン、アレワナンデスカ(チャールズ・ワーグマン?1874

存存(ながら)ふか、存へぬか?それが疑問ぢゃ(坪内逍遥、1907

世に在る、世に在らぬ、それが疑問ぢゃ(坪内逍遥、1933

あるべきか、あるべきでないか、それは疑問だ(本多顕彰、1933

長らうべきか、死すべきか、それは疑問だ(本多顕彰、1949

生か死か・・・・・・それが問題だ(久米正雄、1915

生きるか、死ぬるか、そこが問題なのだ(市河三喜・松浦嘉一、1949

生きる、死ぬ、それが問題だ(三神勲、1951

生か、死か、それが疑問だ(福田恆存、1955

在るか、それとも在らぬか、それが問題だ(大山俊一:1966

このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ(小田島雄志:1983

生きているのか、生きていないのか、それが問題だ(竹友藻風)

どっちだろうか。さあ、そこが疑問(浦口文治)

生か死か、其の一を撰ばんには(山岸荷葉)

ながらふる、ながらへざる、ここが考へどころぢや(土肥春曙)

死ぬるがましか、生くるがましか、思案をするはここぞかし(外山正一)

ながらふべきか、しかしまた、ながらふべきにあらざるか、ここが思案のしどころぞ(矢田部良吉)

やる、やらぬ、それが問題だ(小津次郎)

生きてとどまるか、消えてなくなるか、それが問題だ(松岡和子)

生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ(河合祥一郎)

とまあ、実に面白い。

ところで、この戯曲の舞台となっている「エルシノア城」のモデルは、

「クロンボー城」。ここは、ピースボートの旅の中で行ってきた。

Photo

端正なお城だった。スウェーデンとの海峡に向いて建てられていて、

城門の横には、シェイクスピアの肖像画が飾られ、

Photo_2

内部には、毎年中庭で上演される「ハムレット」の舞台写真が。

Photo_3

歴史を感じる戯曲を声に出して読む、いいものですよ。

2010年11月15日 (月)

なぜ、西遊記ばかり?

今年はじめ、私の作・演出で、遊楽演15周年記念公演『OH!悟ッ空』をやった。
Image1

秋は、ひらき座が100回記念公演で『西遊記』だ。
私、出演!!!!!!!  観てね!
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孫が、今年、学芸会でやはり『西遊記』。「牛魔王」役をやった。

Image22
これは、孫ではない。ひらき座の「牛魔王」。

『西遊記』の面白さは、その比類ない度量の大きさといえる。
悟空はいとも簡単に殺したりするが、ここには、宇宙の全てが詰まっている。
生と死、食と性、人間と生物、自然と生活、冒険と勇気、無謀と狂気・・・。
それらが、たっぷり詰まっている。
遊楽演は、遊楽演にふさわしい『西遊記』を創った。
ひらき座は、いかにもひらき座らしい『西遊記』を創り上げつつある。
亡き増っさんも、安心だ。

2010年11月 5日 (金)

しゃべりの速度

今週は、「東海音声表現研究会」があった。
テーマは、「演劇のセリフと朗読のセリフ」だったが、
<雑誌『音声表現』第8号特集・参照-私も寄稿>
いつしか話題が「若者芝居」のセリフのテンポになった。
曰く「速すぎて従いていけない」
「しかし、客席は笑ってる」
「若い客に、あのセリフのテンポで本当に内容が伝わっているのか」
「それが、今の日本語として成立しているなら、我々年寄りは、話し言葉の世界でも置いてけぼりか」
などなど、世代論ともあいまった話が展開された。

実際、アナウンサーの読むスピードは、
大昔は、1分350字が400字となり、今は500字だそうだ。

私も、若い役者のセリフが速さと滑舌の悪さで聞こえなく、
訓練が足りないとぼやくことが多いのだが、
そもそもの生活のスピードが速くなっているのだ。

2010年11月 2日 (火)

秋祭り

郡上の田舎の秋祭りに行ってきた。
Image12

御神酒祭と言われる、のんびりした奉納踊りだ。
朝から夕方まで、時間をかけて繰り返される。
なんと22年ぶりの開催で、不定期らしく、よく伝承されるものだと感心する。
初めて見る者にはめずらしく面白かったが、
「出演」した息子の甥っ子(高校生)は、「何が楽しいの」と
厳しい稽古も含めて、ブツブツ。

以前、諏訪小野神社の御柱祭に飛び入り参加して、
素晴らしい木遣り唄に聴き惚れながら、御柱を曳行したが、
伝統継承のために努力する村の意識が残っていることに敬意を感じる。

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