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2010年7月14日 (水)

アメリカ大陸二つの文明

●船は、23にわたる寄港が終わり、ほぼ予定通りに、メキシコ・エンセナーダを出航。太平洋を一路横浜に向かって帰路に着いた。予定では、7月25日午後2時に到着だ。これまでのことを考えると、まだまだ何があるか、分からないが。

●グァテマラのティカル遺跡ジャングルの奥に眠っていた、失われたマヤ都市文明の跡。湿度100%の熱帯雨林を聞いたことのない猿や鳥の声に囲まれて歩いて行くと、高さ数十mの石灰石を積み上げたピラミッド群が、忽然と現れる。いずれも、内部はぎっしり石が詰まっていて、空洞は無く、ゆえにエジプトのピラミッドとは違い、神殿と考えられていたが、最近王の墓のピラミッドも発見された。ただただ唸るばかり。

●マヤのティカル都市の住民は、スペインの侵略以前に忽然と姿を消した。その理由は、今も謎だ。アステカ文明は、スペインの侵略によって滅ぼされた。いずれも大量の文書がスペインによって焼き払われたため、わずかに残った書物や石に書かれた絵文字によって解読されているが、分からないことが多い。

●テオティラカン遺跡。メキシコに残るアステカ文明の跡。月のピラミッドに、太陽のピラミッド。
Photo
ここは、ティカルよりさらに巨大なピラミッドだ。内容積は、クフ王のピラミッドを凌ぐ。サウナや水洗トイレの跡がくっきりと残っている。

●さらに巨大なアステカ文明都市は、現在の首都メキシコシティの下に眠る。標高2000mの湖の上に作られた、人口2500万都市。山裾に広大なスラムが広がるのが、いかにも中南米だが、中南米はどこも教育に力を注いでいて、ここメキシコも例外ではない。1・2週間に一度は、国の文化や歴史を学ぶ課外学習に出かけなければならないそうだ。博物館・美術館は、学生はいつ行ってもタダ。小学生からしっかり料金を取る日本とは大違いだ。 ●メキシコは、移動の際のチェックがとても厳しい。機内持ち込みだけでなく、預け入れトランクまで中を開けてチェックが入る。飛行機を降りて、チェックアウトする時にもだ。朝食に付いていたマンゴーを取り上げられたのは、ショックだった。

●今回の旅、中国・ベトナム、中近東のイスラム世界、ヨーロッパ世界、ラテンアメリカと大きく四つの世界を見て回ったことになる。駆け足だし、ゆっくり触れ合ったわけではないが、つくづく日本は特殊だと思わざるを得ない。これは、日本へ帰ってからじっくり議論しましょう。

●さて、最後の大洋=太平洋の旅は、わが劇団PeaceBoatの二つの公演だ。報告をお楽しみに。

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