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2010年6月 8日 (火)

ヨーロッパ見聞録・その3

●47日目となる6月1日(火)。
デンマーク、コペンハーゲンに到着。日本では衣替えだろうが、こちらは寒い。
冬用のジャンバーを着込んデッキに向かうと、さすが環境立国。
海に立つ20本の風力発電の風車がお出迎え。エネルギーの90%を輸入石油に頼る国から、自然エネルギーを中心に一大転換、今や100%自給エネルギーで暮らす国。

●デンマークは、アンデルセンの国でもある。有名な人魚姫。ところが、今はビデオ画面が立つばかり。上海万博へ出張中で、上海での姿が映っているだけ……。Oh!
ところで、「世界3大がっかり」というのがある。
一つ目はシンガポール、マーライオン。これは見た。そうがっかりしなかったよ。
二つ目が、これ。
三つ目は、ブリュッセルの小便小僧だそうだ。いつか見に行かなくちゃ。

●デンマーク。環境社会の先進国。
(1) 朝6:30デンマーク、コペンハーゲンに到着。海中に立つ風力発電がお出迎え。エネルギーの99%を輸入石油に頼る国から、自然エネルギーを中心に一大転換、今や100%自給エネルギーで暮らす国。
(2) ハイウエーの周囲は、わざわざ雑木林や雑草を残してある。自然環境をなるべく破壊しないための措置だ。
(3) デポジット制が多くある。瓶ビール、清涼飲料水。無料貸自転車(110か所、2000台)も20クローネ(340円)のデポ。1Lのミネラルウオーターのデポが70円。定価の半分ぐらいか。
(4) エコ政策で、缶を導入させない国と理解していたが、EUとの確執で、最初は缶は反エコとの主張にEUも負けていたが、リサイクルできる缶の登場で遂に裁判で敗れ、今はだんだん増えているそうだ。でも、デポ制。道などに、缶や瓶、ペットボトルなどの氾濫はほとんど無い。瓶は、平均35回リユースされるそうだ。
(5) 車は、国産車無し。税金で、定価の約3倍の値段になる。かなり多く、車道と並行して自転車道が整備されている。1/3が自転車通勤だ。電車に自転車が積み込める。車は、事故減らしのため、常時点灯を義務付けられている。
(6) 平均200坪の敷地に40坪の家に暮らす国。6割が畑の農業国。人口の2倍の1200万頭の豚、200万頭の牛がいて、1500万人分の食糧を生産する。2/3は輸出だ。だが、輸出は工業製品が3/5を占める。薬や計器など、アイデア勝負の技術立国。
(7) 地方分権、自治の伝統が生きる国だが、270の自治体が98になるなど効率化とグローバリゼーションの波が押し寄せている。政治意識は高く、投票率は82%を下がったことはない。
(8) 物価も高いが、賃金も高い。中卒でも最低賃金1800円/h。所得税50%だが、医療・教育・年金、自己負担なしだ。消費税は、25%で、欧米一の高さ。
(9) 小中高までは、私立学校あり。それなりの父母負担。7割ほど公費補助。但し、収入が無ければ、私立でも公立と同じく自己負担なしで通うことができる。経済的理由で希望する教育を受けられないことは良くないという思想が生きている。大学はすべて公立。全く無料。生活費が無い学生には生活費まで支給される。上記と同じ理由。
(10) 学校には、運営に必要な費用が全て配分され、その配分は学校に任される。親の教育に関する権利と義務は、最大限尊重される。そのため、予算は、父母・教師・生徒の利益になるよう、校内で議論され決定される。教育課程も最低ミニマムさえ押さえれば自由に編成でき、そのために必要な教師を雇うことができる。

●ハムレットの舞台のモデルと言われるクロンボー城に行く。3・4kmの海峡を隔てて向かい側はスエーデンで、今も大砲がスェーデンを向いている。城自体は、古城というだけで、シェイクスピアやハムレットの痕跡も何も無い。話題となった舞台写真がちょこっと飾られてあるだけだった。

●イスラエルによるガザ支援船攻撃、更にピースボート船を訪問予定のノーベル平和賞活動家マイレッド・マグワイアさんが乗っていた船も拿捕された (その後、解放されたが)とのニュースが飛び込み、緊急講座が開かれたり、抗議行動を起こす旨が伝えられた。又、ニューヨークでのNTP再検討会議を受けて、各国代表団による洋上会議がこの船上で開かれるなど、世界の動きと日々繋がりながらの平和の旅を実感している。

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