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2010年5月 2日 (日)

A:船内生活

4月26日から1週間ほど、日本を出てから2週間以上が経とうとしている。
まだインド洋航海の半分だ。
寄港しない時の自分のスケジュールがほぼ固まってきた。
のんびり時間を忘れて楽しむ船の旅はどこへやら、
まるで高校か中学に戻ったような日課になってしまった。

朝、起床は5:30。
(1)太極拳   6:00~6:30
(2)ラジオ体操 6:30~6:45
(3)ヨガ    6:45~7:25 or モーニング・ティ

朝食後

(4)桂枝雀の落語(DVD)を聴く 8:45~9:30 
   毎日お題が出て、その答えを考えるのも楽しい。
   ちなみに、ある日のお題は「いるか」で、私の答えは「お化け」。
   その心は「いるかいないか分からない」
(5)企画ひろば 12:45 「自主企画」の場所取りをする。
(6)劇団PeaceBoat 14:00~15:30 順調に滑り出した。
  メンバーも30人ほどが集まりつつあり、
  「講談部」「朗読部」と合わせて、毎日どれかを開講しているが、どれも好評。
  場所取り部・演出助手部・会計部など、運営の手助けをしてくれる人も
  10人ほど申し出があり、その積極性にたじたじ。

夕食後

(7)三線 20:00~21:30 6月23日沖縄デーにむけて「涙そうそう」の稽古。
  なんとか弾けそうになる雰囲気が……。
(8)STOMP 21:30~22:00 やりたいと始めたギャル2人がリーダー。
  心意気に惚れてメンバーになった。さあ、うまくできるようになるか。
(9)明日5月3日の憲法記念日に合わせて、PeaceBoatの船の上では、
   9条誕生日を祝う趣旨でイベントをやろうと企画が盛り上がり、その実行委員になる。
  そのミーティングが以上の日課の合間合間に入る。
  その3日には、劇団PeaceBoatによる『群読・日本国憲法』を上演することになり、
  昨日5月1日は、その稽古始めとなった。
  誰が読むか台詞割を決め、さっそく声を出して読んでみる。
  面白い。さまざまな地方の方言が混ざり合って、個性豊かな朗読ができそうだ。
  みんなで声を合わせるところは工夫が要りそうだが、
  一人が読むところは、あえて地方アクセントそのままで読む。
  昨日は、稽古始めを祝して、夜、懇親会を初めて開催。at居酒屋「波へい」。
  いやあ、個性派揃いだ、改めて感心。楽しくなりそう!!

朝日が昇るのを見ながら一日が始まり、夕日が沈むのを楽しんで夕食。
20100430_1840502 インド洋に沈む夕日。
これが海の旅なのだ。
毎日、海の色が変わる。
緑になったり、深緑、紺、青、青緑と実に微妙に変わる。
妻はクジラの雄姿を見た!なのに、私はまだクジラの潮吹きを見ただけ。
イルカはもちろん、ウミガメを見た人もいるというのに。

B.次から次へと友達の輪

ベトナムのダナン(中部の小都市)に、女子学生のfriendができた。
ダナンで、現地の青年との交流をしたのだが、ナント!
ペアを組んで、市内を案内してくれるのだ。
私のパートナーが、20歳の大学生TAOちゃん。
彼女の運転するバイクの後ろにまたがって、市内を巡った。
そのTAOちゃんとメルアド交換したら、その日・次の日と矢継ぎ早にメールが届いている。たどたどしい英語でメールを返すと、すぐ返事が戻ってくる。
TAOちゃんとメール交換するのも日課の一つとなりつつある。
ああ、もっと英語ができたなら! そう痛感する。そこで、
GET(英会話教室)のopen classに通うことにし、簡単な会話を習い始める。
船の中は日本語/English/インドネシア語(crewにはインドネシア人が多い)が入り乱れる。

C.仲間のフォローと励ましに涙。

事件が起きた。
講談の1回目が終了して、残った人たちに、張り扇の叩き方を指南していたら、
これからやる講談の原稿が神隠しにあってしまった。
忽然と姿を消してしまった……。
すぐ伝言板に「間違えて持っていってませんか」張り紙するも出てこない。
まいった。
急遽、名古屋の講談塾のIさんにメールする「Help!」
彼女はすぐ対応してくれ、Kさんに連絡を取ってくれて、彼から原稿が届き、
なんとか続けられることになった。
又、劇団PeaceBoatの面々からは、会うたびに心配やら励ましの言葉をいただく。
私は、本人が気付かないで誰かの書類の中に間違えて入れられていると信じているが、もし誰かが意図して持って行ったとしたら、その人は、何か大きなものを失ったと思う。
それにひきかえ、私は、ナント大きなものを得ることができたか。
Iさん、Kさんをはじめとする講談塾のみなさん、
劇団PeaceBoatのみなさん、
私は、周りのみんなに支えられてはじめて生きていけるということを文字通り実感した。
ありがとう!!!
みなさんに支えられて、得難い旅を今私はしている……。

さあ、今から『群読・日本国憲法』の稽古だ。

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